展覧会

「没後25年 中川一政展」 〜心の太鼓が鳴りわたる〜

「没後25年 中川一政展」 〜心の太鼓が鳴りわたる〜

会期 2016年8月20日(土)~10月23日(日)
※作品保護のため、一部展示替えがあります
前期8月20日[土]~9月19日[月・祝] 後期9月21日[水]~10月23日[日]
休館日 9月20日(火)
開館 午前10時~午後5時(入館午後4時30分まで)
観覧料 一般 800(600) 円、大高生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社
協力 真鶴町立中川一政美術館

 無限に広がる命の輝きを描き、没後25年を過ぎてもなお、私たちを魅了し続ける中川一政(1893 - 1991)。
 鮮やかでうねるような力強い筆致の薔薇や、風景などの連作で知られる洋画家ですが、表現者としての出発は、その才能を与謝野晶子、若山牧水らに認められた詩歌に始まりました。しかし、21歳の時に知人から贈られた油絵具で初めて描いた「酒倉(摂津深江)」が岸田劉生に認められたことが契機となり、画家を目指すことになります。また、雑誌『白樺』に紹介されたゴッホやセザンヌに触発されたことが、一政を絵画の世界に導く大きな要素となりました。
 その後も、油彩のみならず、随筆、装丁デザイン、岩彩、書、陶芸など多方面で活動し、1975年には文化勲章を受章しています。
 本展では、優れた墨蹟に対峙した瞬間を「心の太鼓が鳴りわたる」と語っていた一政の文字や造形に現れた作品65点を通して、画家・中川一政の創作への情熱に迫ります。

講演会

●日時 2016年8月28日(日) 講演会:午後1時~2時30分
●講演 「中川一政の生涯と芸術」
●講師 新井人志氏(真鶴町教育委員会 学芸員)
●定員 50名 ※当日10時30分より整理券を配布します

会期中の毎週土曜日、午後2時から学芸員によるギャラリートークを行います。
※講演会、ギャラリートークの聴講は無料ですが、別途展覧会の鑑賞券が必要です。

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