展覧会

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利休と剣仲 千利休と藪内剣仲 ー侘数寄の心

会期 2017年10月7日(土)~12月17日(日)
※作品保護のため、一部展示替えを行います
前期:10月7日(土)~11月12日(日)
後期:11月14日(火)~12月17日(日)
休館日 月曜日 ※但し10/9(月-祝)は開館、10/10(火)は休館
開館 午前10時~午後5時(入館午後4時30分まで)
観覧料 一般 700(550) 円、大高生450(350)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社

 堺の町衆であった千利休(1522-91)と古儀茶道藪内流初代藪内剣仲(1536-1627)は、ともに武野紹鴎門下で侘茶を学びました。剣仲は、紹鴎から「紹」の一字を頂き「紹智」と名乗り、大徳寺の春屋和尚に参禅して、文禄4年(1596)「剣仲」の道号を授かります。そして利休の媒酌によって古田織部の妹を妻とし、紹鴎亡き後、兄弟子である利休から相伝とともに茶室「雲脚」を、織部からは茶室「燕庵」と露地・表門等を賜りました。藪内流は京都西本願寺とゆかりがあり、その茶法は書院風の古格を今に伝えています。
 本展では、茶室「雲脚」に贈られた扁額や、「燕庵井戸」と呼ばれる茶碗、『南方録』に紹鴎忌の茶会に使用されたとある「漢作唐物 利休丸壷茶入」など、多彩な伝来を持つ作品とその背景にみえる彼らの深い交流を紹介します。

梅園会(講演会と茶会)

●開催日  2017年10月31日(火)
●開催時間 講演:午後1時
      茶会:午後3時から
●講演 「藪内家と千家の交流」
    熊倉功夫氏 (MIHO MUSEUM 館長)
●定員 50名(応募多数の場合は抽選)
●参加費 3,000円 ※「利休と剣仲」の入場料を含みます。
●参加申込方法 往復はがきに住所・氏名(返信用にも)、電話番号を明記のうえ、下記宛先まで
        お送りください。はがき1枚につき1名のみ申込みできます。申込み受付後、参加
        費事前入金の案内を書面にて連絡いたします。
        〒658-0048 神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1 香雪美術館「梅園会」係
●締め切り 2017年9月22日(金)必着

会期中の毎週土曜日(ただし11/25は除く)午後2時から、学芸員によるギャラリートークを行います。
※ギャラリートークの聴講は無料ですが、別途展覧会の鑑賞券が必要です。

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