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彫刻

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石造 釈迦三尊立像(せきぞう しゃかさんぞんりゅうぞう)

重要美術品
石造 釈迦三尊立像
せきぞう しゃかさんぞんりゅうぞう
北魏代
 舟形の光背を負って直立する釈迦如来を大きく浮彫し、左右に小さな脇侍が侍立する。古拙な微笑、重厚な手足などの身体表現や、三角形に張り出した裾、煩鎖な褶襞などの衣の表現が印象的。光背の表裏には、化仏・飛天・火炎文・蓮華文など、伸びやかな線刻が一面に見える。これら造形的特徴から、本像を中国北魏仏の一典型と見なし得る。

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