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詩「人日遊粤西玄巌」(し「じんじつえつのせいげんがんにあそぶ」)

古林清茂
くりんせいむ
詩「人日遊粤西玄巌」
し「じんじつえつのせいげんがんにあそぶ」
掛幅装 一幅
元代
 元代禅林の大棟梁の一人、古林清茂(1282-1329)は、茂古林の名でも親しまれる。金陵鳳臺の保寧寺に法幢を掲げ、我国より入元の僧も、多くその会下に聚首した。本篇では、禅余に粤(越)の名勝西玄巌に遊んだ折の感懐を、七言八句の詩に託す。文藻の豊かさとともに、書法の立派さにおいて評価される所以が看取できる。

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