●開館日 | 2010年5月15日(日) ー 7月19日(月・祝) |
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●開館時間 | 午前10時 ー 午後5時(入館:午後4時30分まで) |
●休館日 | 会期中無休 |
●入館料 | 一般700(550)円・大高生450(350)円・中学生以下無料 ※( )内は特別割引、及び20名以上の団体料金 |
●主催 | 公益財団法人 香雪美術館・朝日新聞社 |
「花鳥」とは、文字通り花と鳥のことですが、花を見、鳥の声を聞いて楽しむ風雅な心を意味する言葉でもあります。
日本の穏やかな気候が、自然を美しいもの、慈しむべきものとして捉える感覚を育み、花鳥風月の移り変わりに感じとられた四季は、和歌・俳句などの文学作品に表され、絵画に描かれました。
また、松竹梅や鶴亀に代表されるように、花鳥の意匠は、様々な願望が成就さ れることの象徴となりました。
節句や婚礼、長寿を祝う慶賀の場などを飾る吉祥の図柄として、工芸・調度・衣裳に応用されています。
本展では、館蔵の絵画・工芸品から選出した花鳥をモチーフとする優品を通じ、各作家の個性とともに、花と鳥とによって彩られる四季をごゆるりとお楽しみいただきたく存じます。