●開館日 | 2011年5月14日(土) ー 7月18日(月・振休) |
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●開館時間 | 午前10時 ー 午後5時(入館:午後4時30分まで) |
●休館日 | 会期中無休 |
●入館料 | 一般700(550)円・大高生450(350)円・中学生以下無料 ※( )内は特別割引、及び20名以上の団体料金 |
●主催 | 公益財団法人 香雪美術館・朝日新聞社 |
慶び事や祝い事など、折につけ人と人とが集う寄り合いは、伝統文化を育む大切な機会となったようです。芸能や趣味の楽しみには、酒食を共にする宴の席が設けられ、参会者達の共感がさらに深められました。こうした集いの場は、絵画や立花、様々な器物の取り合わせで飾られ、一層の興趣が高められています。
屏風や掛け軸に描かれた浮世の有様からは、人々の歓楽の様子が連想されましょう。また、自由な発想で意匠が凝らされた蒔絵ややきものの器には、持てなしへの心遣いが感じられます。本展陳列の品々により、古人が抱いた感興の思いに触れていただきたく存じます。