展覧会

「曾我蕭白 鳥獣画の探究」

曾我蕭白 鳥獣画の探究

会期 8月23日(土)~10月13日(月・祝)
休館日 9月16日(火)
開館 午前10時~午後5時(入館午後4時30分まで)
観覧料 一般 800(600) 円、大高生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社
協力 三重県立美術館

 京都に生まれた曾我蕭白(1730~81)の生涯は不明な点が多いのですが、十代のころより画業で身を立てることを目指して学んでいたことがわかっています。室町時代の画家・曾我蛇足に私淑して「蛇足軒」と号し、また桃山時代に活躍した曾我直庵およびその後継者の二直庵らが受け継いだ、濃墨を用いて荒々しい筆致で樹木や岩をデフォルメして描く作風の影響が見られます。その室町水墨画に学んだ個性的表現は、伊藤若冲、長沢芦雪らとともに、「奇想の画家」として知られています。
 蕭白の作品は、制作時期のわかるものは少ないといわれていますが、伊勢(三重)に2度、播磨(兵庫)に2度滞在したことがわかっており、それぞれの地に、逸話や作品が遺されています。
  本展では、蕭白の画業を知る上で大変重要な伊勢地方での作品を中心にご紹介します。鳥や獣などの表現に着目してご覧ください。

※作品保護のため展示替えがあります
前期:8月23日(土)~9月15日(月・祝)、後期:9月17日(水)~10月13日(月・祝)

記念講演会

「曾我蕭白の地方戦略」
日時:8月24日(日) 13:00~
講師:毛利伊知郎氏(三重県立美術館 館長)
定員:先着50名。当日午前11時より整理券を配布します。

会期中の毎週土曜日、午後2時から学芸員によるギャラリートークを行います。

チラシプリントアウト(pdf)

>> 出品リスト【前期・後期】(pdf)

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