●会期 | 2016年11月3日(木・祝)~12月22日(木) ※作品保護のため、一部展示替えがあります 前期11月3日(木・祝)~11月27日(日) 後期11月29日(火)~12月22日(木) |
---|---|
●休館日 | 11月28日(月) |
●開館 | 午前10時~午後5時(入館午後4時30分まで) |
●観覧料 | 一般 700(550) 円、大高生450(350)円、中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 |
●主催 | 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社 |
野々村仁清は、雅な作風を持つ江戸時代の陶工として知られていますが、その生涯や多様な作品像については、いまだ研究の途上にあります。
丹波国桑田郡野々村(現在の南丹市美山町大野)出身の仁清は、江戸初期に京都に上り、瀬戸で修行を積んで正保年間(1644-48)頃、京都・御室【おむろ】の仁和寺【にんなじ】門前で開窯。その際に、仁和寺の一字を拝領して「仁」と、名の「清右衛門」の「清」の字をあわせて「仁清」と称したといいます。茶人金森宗和の指導によって生み出された数々の作品は、後水尾天皇をはじめとした宮廷や大名家で重用されました。
華麗な金銀彩や絵付けがほどこされた色絵陶器をはじめ、唐物の写しや蒔絵を応用した文様など優美な色彩感覚と卓越した轆轤【ろくろ】の技は、他の追随を許しません。その多彩な技法は今に受け継がれ、京焼の祖とも称されています。
仁清はまた、自分の作品に「仁清」の印を捺し、「作家(芸術家)」と「工房のブランド化」の意識をもった最初期の陶工でもあるといえます。
本展では、仁清作品とその時代背景などを紹介します。
●開催日 2016年11月3日(木・祝)
●開催時間 講演:午後1時
茶会:午後3時から
●講演 兵庫陶芸美術館 学芸員 梶山博史 氏
「仁清のやきものとは何か?」
●定員 50名(応募多数の場合は抽選)
●参加費 3,000円 ※「野々村仁清とその時代」展の入場料を含みます。
●参加申込方法 往復はがきに住所・氏名(返信用にも)、電話番号を明記のうえ、下記宛先まで
お送りください。はがき1枚につき1名のみ申込みできます。申込み受付後、参加
費事前入金の案内を書面にて連絡いたします。
〒658-0048 神戸市東灘区御影郡家2丁目12-1 香雪美術館「梅園会」係
●締め切り 10月7日(金)必着
会期中の毎週土曜日、午後2時から学芸員によるギャラリートークを行います。
※ギャラリートークの聴講は無料ですが、別途展覧会の鑑賞券が必要です。