これまでの展覧会
中之島香雪美術館 開館記念展
「 珠玉の村山コレクション ~愛し、守り、伝えた~ 」
V 物語とうたにあそぶ
2018年12月15日(土)〜2019年2月11日(月・祝)
展覧会の概要
中之島香雪美術館の開館記念展「珠玉の村山コレクション~愛し、守り、伝えた~」は、朝日新聞社の創業者・村山龍平(1850~1933)が収集した美術品の中から、約300点を選りすぐり、1年間5期にわたって紹介しています。館所蔵品は重要文化財19点、重要美術品23点を数え、時代や作家を代表する名品も多くあります。これらの所蔵品に、村山家から寄託された美術品を加えた「村山コレクション」は、これまでまとまった形で紹介されたことはなく、今回が初めて全容を公開する機会となります。
第Ⅰ期展「美術を愛して」、第Ⅱ期展「美しき金に心をよせて」、第Ⅲ期展「茶の道にみちびかれ」、第Ⅳ期展「ほとけの世界にたゆたう」に続き、12月15日(土)からは第Ⅴ期展「物語とうたにあそぶ」がスタートします。
みどころ
開館記念展の最後は「物語」と「うた」です。村山龍平の美術品収集の中心は、刀剣、茶道具、仏教美術ですが、「物語」や「うた」を主題とすることの多い「やまと絵」もコレクションに彩りを添えています。
龍平は、手本を写しただけのものとして評価が高くなかった近世以降の作品も含めて、中世から近代までのやまと絵を丁寧に収集しています。明治42年(1909)には、やまと絵を大きく取り上げた「大和絵特別陳列」が京都帝室博物館で行われました。龍平はその展示に所蔵品を3点出品するなど、研究や普及に積極的な姿勢も見られます。
本展では、「物語」と「うた」を主題とする絵画や書、工芸品を展示します。明治32年(1899)の『國華』に掲載されて以来の紹介となる「伊勢物語図色紙」や、初公開の「源氏系図」、我々もよく知る浦島物語の絵巻など、村山コレクションの知られざる一面をお楽しみください。
※会期中、展示替えがあります。
第7回【中之島香雪美術館開館記念 連続講演会】四辻 秀紀さん講演会
四辻 秀紀 氏(徳川美術館 学芸部 部長)
「うたと物語の美術」
2018年12月22日(土)午後2:00~3:30(1:30 受付開始)
会場:中之島会館(大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階、中之島香雪美術館隣)
参加料:1300円(美術館入館料を含む)
ギャラリートーク(学芸員による解説)
・12月23日(日・祝) 午後3:30から45分程度、展示室にて
・2019年1月20日(日) 午後3:30から45分程度、展示室にて
開催期間 | 2018年12月15日(土)~2019年2月11日(月・祝) ※会期中、展示替えがあります。 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) ※年末年始12月29日~2019年1月7日は休館 |
開催時間 | 午前10:00 ~ 午後5:00 (ご入館は午後4時30分まで) |
料金 | 一般 900(700)円、高大生 500(350)円、小中生 200(100)円 ※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金 |
前売り券 | 一般700円のみ 販売場所:中之島香雪美術館、香雪美術館(神戸・御影)、 フェスティバルホール・チケットセンター(06-6231-2221) 販売期間:10月6日~12月14日 ※上記以外では取り扱いがございません、ご了承ください |
主催 | 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社、朝日放送テレビ |
中之島香雪美術館開館記念展
「珠玉の村山コレクション~ 愛し、守り、伝えた~」
【中之島香雪美術館】
I 美術を愛して 2018年3月21日(水・祝)〜4月22日(日)
II 美しき金に心をよせて 2018年4月28日(土)〜6月24日(日)
III 茶の道にみちびかれ 2018年7月7日(土)〜9月2日(日)
IV ほとけの世界にたゆたう 2018年10月6日(土)〜12月2日(日)
V 物語とうたにあそぶ 2018年12月15日(土)〜2019年2月11日(月・祝)
※毎週月曜休館(祝日の場合は翌火曜日)、展示替え期間中、年末年始休館