今後の開催予定
特別展「大原美術館所蔵 名画への旅 ― 虎次郎の夢」
2026年1月3日(土)~ 3月29日(日)

みどころ
大原美術館は1930年に我が国初の西洋美術館として誕生し、まもなく創立100年を迎えます。長い歳月の間に、収蔵品は多岐に拡充され、いまや国内屈指の美術館として広く親しまれています。
しかしその始まりは100点に満たない西洋の絵画と彫刻でした。いずれも洋画家、児島虎次郎が単身でヨーロッパに渡り、現地で買い付けたもので、購入にあたっては、倉敷紡績株式会社二代目社長、大原孫三郎の資金的援助がありました。「日本の人々に本物を見せたい」――若き二人のこの思いが、やがて大原美術館の設立につながります。しかし児島虎次郎は、「夢」の実現を目にしないまま、1929年に世を去ります。
本展は、2025年春に児島虎次郎記念館が開館し、児島への関心がいっそう高まる中、創立100年を目前にした大原美術館の改修工事にともなう休館により、「これぞ名品!」というにふさわしい作品を館外で展示することが可能となった貴重な機会となります。エル・グレコ《受胎告知》、ポール・ゴーギャン《かぐわしき大地》、クロード・モネ《睡蓮》など、ベルギーから始まる児島虎次郎の足取りを辿りながら、さまざまな名画を尋ね歩く旅にも似たひとときを、どうぞごゆっくりお楽しみください。
こども無料DAY
開催日:2026年3月14日(土)~3月29日(日)
この日程に限り小学生~高校生まで入館無料!(保護者は有料です)
この日はおはなしも、笑うのも、泣くのもOK!※ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします
※学生証をご提示ください
記念講演会
記念講演会①
演題:再見! 大原美術館コレクション
講師:三浦篤 氏(大原美術館館長)
日時:2月15日(日)14時~15時30分
会場:中之島会館(中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)
定員:280名(事前申し込み制・先着順)
受付開始:2025年10月11日(土)
※状況により中止の可能性があります
記念講演会②
演題:児島虎次郎の旅と夢
講師:児島塊太郎 氏(高梁市成羽美術館理事長)
日時:2月22日(日)14時~15時30分
会場:中之島会館(中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)
定員:280名(事前申し込み制・先着順)
受付開始:2025年10月11日(土)
※状況により中止の可能性があります
主な出品作品
開催期間 | 2026年1月3日(土)~ 3月29日(日) |
休館日 | 月曜日(祝・休日の場合は開館し翌火曜日休館) |
開館時間 | 10時 ~17時(入館は16時30分まで) |
夜間特別開館 | 毎週金曜日 10時~19時30分(入館は19時まで) |
料金 | 一般1,600(1,400)円、高大生800(600)円、小中生400(200)円 ※( )内は前売り・20名以上の団体料金 【割引サービス】(証明書をご提示ください) ・本人と同伴者一名 朝日友の会(200円引き)、障がいのある方(半額) ・本人のみ 藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール友の会(200円引き)、 兵庫県芸術文化協会友の会(200円引き) |
前売券 | 一般 1,400円、高大生 600円、小中生 200円 <販売期間と場所> 公式HP(オンラインチケット) 中之島香雪美術館、フェスティバルホール・チケットセンター(※10時~18時) 主要プレイガイド、コンビニエンスストア、チケットぴあ、 ローソンチケット |
主催 | 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社 |
協力 | 公益財団法人大原芸術財団、高梁市成羽美術館 |