これまでの展覧会
企画展「唐ものがたり 画あり遠方より来たる
-香雪美術館の中国絵画-」
2023年6月17日(土)~7月30日(日)
みどころ
中国から海をはるばる渡ってやってきた絵画は、「唐絵(からえ)」「唐物(からもの)」として珍重され、鎌倉・室町時代以降は、寺院や将軍家、大名家の床などを飾りました。朝日新聞の創業者で美術品コレクターでもある村山龍平(りょうへい)(1850~1933)は、中国、朝鮮半島から日本にもたらされた絵画を収集していました。唐時代の禅僧である布袋(ほてい)、蜆子(けんす)といった人物画、鷺(さぎ)や雉(きじ)などの鳥と梅や牡丹(ぼたん)といった植物を描いた花鳥画、風光明媚(ふうこうめいび)な山々や水辺に遊ぶ人物を表した山水画など多岐にわたります。村山コレクションの中国絵画は、江戸時代までに日本へ伝わった作品ばかりと考えられます。本展では、これまでまとまった形で展示されることがなかった中国絵画を一挙に公開し、付属する鑑定書や墨書のある箱などとともに紹介します。さらに、日本の絵師たちが中国絵画を参考に描いた室町時代以降の作品も、あわせてご覧いただきます。
記念講演会1、2※終了いたしました
講演会1 板倉 聖哲氏(東京大学東洋文化研究所 教授)
「『唐絵』―中近世日本に伝来した中国絵画」
7月1日(土)14時〜15時30分 (13時30分 受付開始)
講演会2 野田 麻美氏(神戸大学大学院人文学研究科 専任講師)
「イメージの増幅―中国絵画と狩野派の場合―」
7月29日(土)14時〜15時30分 (13時30分 受付開始)
会場:中之島会館(中之島香雪美術館隣)
参加料:500円(展覧会観覧には別途入館料が必要)※お支払いは現金のみ
定員:250名(予定・先着順)
※状況により中止の可能性があります
主な出品作品
開催期間 | 2023年6月17日(土)~7月30日(日) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) |
開館時間 | 10時~17時(入館は16時30分まで) |
夜間特別開館 | 6月22日(木)、7月20日(木) 10時~19時30分(入館は19時まで) 【夜間開館のみの割引】 ・フェスティバルシティにお勤めの方、社員証等ご提示で200円引き |
料金 | 一般 1,200(1,000)円、高大生 700(500)円、小中生 400(200)円 ※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金 【割引サービス】 ・本人と同伴一名 朝日友の会(200円引き)、障がい者手帳(半額) ・本人のみ 藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール友の会(200円引き) |
前売り券 | 一般 1,000円のみ 販売期間:2023年4月8日(土)~2023年6月16日(金) 販売場所:中之島香雪美術館、 フェスティバルホール・チケットセンター(06-6231-2221※10時~18時) ※上記以外では取り扱いがございません、ご了承ください |
主催 | 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社 |