中之島 香雪美術館

今後の開催予定

今後の開催予定

特別展「交流の軌跡―初期洋風画から輸出漆器まで」

2019年10月12日(土)〜12月8日(日)

開催概要

2018年3月に開館した中之島香雪美術館では、開館記念として1年間、所蔵作品を5期に分けて展示し、村山龍平コレクションを紹介いたしました。2019年度以降は、村山コレクションの内容に沿った日本・東洋の美術からテーマを絞って展覧会を開催します。

2019年秋は特別展として、香雪美術館が所蔵する「レパント戦闘図・世界地図屏風」(重要文化財)を軸に、西洋製銅版画に典拠を求められる初期洋風画から輸出漆器までを展示し、近世の海外文化交流の軌跡を美術の世界からたどります。

 

みどころ

仏教美術や茶道具を中心とする村山コレクションのなかで、初期洋風画の名品「レパント戦闘図・世界地図屏風」は異彩を放っています。「レパント戦闘図」に描かれるろうまの王(ローマの王)は、フランドルの画家ストラダヌス(1523~1605)原図による銅版画『古代ローマ皇帝図集』をもとにし、軍事用の象が描かれた印象的な場面は、紀元前202年に北アフリカのザマにおいてローマ軍がハンニバル率いるカルタゴ軍を破った「ザマの戦い」を描いたコルネリス・コルト(1533~78)による銅版画を典拠にしています。本作について、銅版原図や原図を同じくする「泰西王侯図屏風」(重要文化財・長崎歴史文化博物館蔵)や、同時代に描かれた初期洋風画などから検討し、初期洋風画において展開する文化交流の跡をたどります。そのほか、司馬江漢や石川大浪、若杉五十八ら、蘭書挿絵に典拠を求めながらも、それぞれの個性のもと制作された江戸時代の洋風画や輸出漆器を、典拠となった蘭書や銅版画とともに展示します。海外情報をもとに製作された絵画や工芸品を、時代別、テーマ別にたどれます。

 

特別展「交流の軌跡-初期洋風画から輸出漆器まで」記念講演会

松田 清 氏(京都大学名誉教授、神田外語大学客員教授)
「典拠を読み解く―日欧交流史の背景」
2019年11月2日(土) 午後2:00~3:30(1:30 受付開始)
会場:中之島会館(大阪市北区中之島3-2-4中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階、中之島香雪美術館隣)
参加料:1,400円(美術館入館料を含む)
◆応募方法はこちらから

 

ギャラリートーク(学芸員による解説)

・10月19日(土) 午後3:30から45分程度、展示室にて
・11月30日(土) 午後3:30から45分程度、展示室にて
◆詳細はこちらから

 

 

重要文化財「レパント戦闘図・世界地図屏風(右隻)」(江戸時代、17世紀 香雪美術館蔵)
重要文化財「レパント戦闘図・世界地図屏風(左隻)」(江戸時代、17世紀 香雪美術館蔵)
 若杉五十八「西洋人物図1」 (住友史料館蔵)
 若杉五十八「西洋人物図5」 (住友史料館蔵)
    司馬江漢「外国風景図」(個人蔵)
「西洋港図風炉先屏風」(長崎歴史文化博物館蔵)
「伊勢・源氏物語蒔絵螺鈿合子」(南蛮文化館蔵)
「源氏物語蒔絵螺鈿洋櫃」(南蛮文化館蔵)
開催期間 2019年10月12日(土)〜12月8日(日)
※期間中展示替えがあります
前期:10月12日(土)~11月10日(日)
後期:11月12日(火)~12月8日(日)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
開催時間 午前10:00 ~ 午後5:00
(ご入館は午後4時30分まで)
料金 一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生300(150)円
※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金

【割引サービス】
・本人と同伴一名 
 朝日友の会(200円引き)、障がい者手帳(半額)
・本人のみ
 藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール・クラブ(200円引き)
前売り券 ◆2019年5月25日~10月11日
一般800円のみ
販売場所:中之島香雪美術館、香雪美術館(神戸・御影)、
     フェスティバルホール・チケットセンター(06-6231-2221)
※上記以外では取り扱いがございません、ご了承ください
主催 公益財団法人香雪美術館、朝日新聞社
後援 大阪市、大阪市教育委員会

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